単独処理浄化槽は、トイレからのし尿のみを処理して、台所やお風呂からの生活雑排水は、そのまま河川に放流されてしまいます。
合併処理浄化槽は、トイレからのし尿と併せて、台所やお風呂からの生活雑排水を処理して河川に放流します。
単独処理浄化槽を合併処理浄化槽に転換すると、河川への汚れを約1/8に減らすことができます。
単独処理浄化槽は、浄化槽法により、現在では新たな設置は禁止されています。
浄化槽一括契約システムとは
●浄化槽管理者(設置者)の義務である、保守点検・清掃及び法定検査の窓口を一体化することによって、個々に依頼する煩わしさが無く、安心して浄化槽を使用できる大変便利なシステムです。
●保守点検・清掃・法定検査が同時に契約でき、年間の費用が明確になります。
浄化槽一括契約のメリット
①個々におこなっていた、保守点検・清掃・法定検査が同時に契約できます。
②保守点検・清掃が確実に実施され、かつ年1回の法定検査で総合的な管理が行えます。
③保守点検業者と清掃業者の連携を可能にし、使用中のトラブルに迅速に対応できます。
●一括契約システムについての詳細は、現在契約されている保守点検業者、清掃業者又は(一社)茨城県環境保全協会までお問い合わせ下さい。
浄化槽は、そのままでは機能を発揮しません。
保守点検と清掃を定期的に行い、はじめてその機能が発揮されます。また、それらが適正に行われ、きれいな水が放流されているかを確認するために、法定検査が行われます。
浄化槽の管理者(戸建住宅の場合、通常住民の方が浄化槽管理者になります)には、保守点検・清掃・法定検査が浄化槽法で義務付けられています。
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